TOSHI
Peace&Beans 代表
コロンビアのスペシャルティコーヒー輸入卸売
国際協力専門家(農村・コミュニティ開発/平和構築/農業ビジネス/貧困削減)
開発途上国バックパッカー
好きなもの:コーヒー、サッカー(観戦>プレイ)、まちづくり、異文化理解/開発教育、アウトドア、仏教哲学、ジャズ/ボサノバ鑑賞
◆経歴
新社会人にして金融機関入社1年目にバブル崩壊のあおりを受け倒産→即時解雇。人生安定はないと悟る。
一部上場の同業に努めるも、趣味のバックパッカーを続け発展途上国にハマり、5年後脱サラして海外ボランティアのために南米へ。
帰国後、アメリカの大学院で知識を深め、プロフェッショナルとして、国際協力業界へ飛び込む。
日本を拠点に、中国、モンゴル、グルジア、アルゼンチンと海外ミッションを重ね、駐在の道へ。
家族を引き連れて、「農村開発x平和構築」の分野で、中南米を拠点に、エルサルバドル、エクアドル、パラグァイ、コロンビアと、合計約15年間、開発協力の現場活動経験を積む。
コロナ禍を挟んだコロンビア駐在時(5年半)に、紛争被害に遭ったコーヒー農家の農園開発と生活再建などの支援と同時に、全国のさまざまな産地訪問を行う。この過程で、【上(公)→下(裨益者)への施し】といった垂直関係の援助ではなく、共同事業者といった水平関係としてビジネスの力で紛争被害者の課題解決ができないか?と考えるようになる。
紛争被害農家や、特別なおいしさを持つコーヒー生産者アミーゴ(友人)たちから、特に選別されたスペシャルティコーヒー品質の生豆買付けを行い、ダイレクトトレードを開始。
コロンビア・日本にて、産地農家との協働を通じた「生産・精製」に加え、「輸入実務」「焙煎」「鑑定」などコーヒーにかかわる各工程の技術を修行する(永久進行中!)。
持続的な平和の定着ための、生産者と消費者をつなぐ「ピースコーヒープロジェクト」を展開中。
◆「ピースコーヒープロジェクト」の3つのコンセプト
(1)生産国の圧倒的多数を占める中小コーヒー農家の持続的な生活向上に寄与します。そのために、品質と生産者の努力に見合った適正な価格での取引を行います。生産者の持続的な生活があってこそ、消費者がいつまでもコーヒーを飲めることにつながると信じています。
(2)国の異なるコーヒー生産者とコーヒー消費者をつなげ、双方のより深い理解促進を図り、相互利益に寄与します。取り扱うコーヒーのストーリーや背景の情報を消費者に届けます。消費者のニーズも生産者に届け、より良いコーヒー作りに寄与します。
(3)コーヒー事業を通じて全ての人の「平和」への貢献に努力します。わたしたちの目指す「平和」とは、全ての人の社会的・経済的・環境的・精神的に持続可能な平和の定着をさします。産地に想いを馳せながら、ていねいに一杯を頂くことで、ひとりひとりが心の平穏を感じられるコーヒーの提供を目指します。